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建物の基礎や柱などの重要部分を残した上で家を裸にし、設計に応じた間取りやデザインを施していくことを、スケルトンからのリノベーションと呼びます。
間取りや設備をほぼ自由に変更できるため、新築同様の住み心地にできるほか、建て替えよりも費用を抑えられるなどのメリットから、近年大きな注目を集めています。
この記事では、住宅をスケルトンからリノベーションする際の、費用相場やポイントについて解説しています。リノベーションを成功させるためのコツについても解説しているため、家を暮らしやすく改装したい人は、ぜひ参考にしてください。
スケルトンのリノベーションは、建築面積が30坪の場合、1,200〜1,400万円が目安です。
また、外壁など建物の外側も解体する場合(内外部スケルトンリノベーション)には、1,700〜2,000万円程度かかることもあります。
スケルトンのリノベーションにかかる費用には、どのような内訳があるのでしょうか。順を追って解説します。
住宅をスケルトン状態にするために必要な工事費です。住宅の広さによって、価格が変動します。
スケルトン状態から住宅を新しく作り直すために必要な工事費です。間取り変更や水回り設備の移動・新設、内装材や設備機器のグレードなどが影響します。工事内容によって、費用が大きく変動する箇所といえるでしょう。
スケルトンのリノベーションでは、専門家による設計(プランニング)や工事監理が必要です。設計監理費は、一般的に新築工事費の5〜15パーセント程度が目安といわれています。
ただし、せっかくリノベーションを実施するなら、あまりにも安い設計料の会社に依頼するのは考え直したほうが良いかもしれません。リノベーションのメリットは、オーダーメイドの住まいを実現できること。
手抜きなプランを提案してもらい、あとで後悔するよりは、妥当な設計料を支払い、満足できる住宅を提案してもらうことをおすすめします。
税金や登記費用、保険料などがかかります。
スケルトンのリノベーションで失敗しないためには、以下のポイントに注意することが重要です。
スケルトン状態にしたときに、柱や梁、基礎などに腐食やシロアリ被害などが発見された場合、修繕費用がかさむ可能性があります。予期しない出費を防ぐためにも、事前に建物診断を実施しておくことをおすすめします。
スケルトンのリノベーションは大規模な工事であり、専門的な知識や技術が求められます。信頼できるリフォーム会社を選ぶことが非常に重要といえるでしょう。
・希望するリフォームと同様の施工実績が豊富か
・地域で長く営業しているか
・要望に尊重したプランを提案してくれるか
・保証やアフターサービスは充実しているか
などをチェックすることで、ミスマッチを防ぐことができそうです。
マンションは、管理規約でスケルトンのリノベーション内容や範囲が限られる場合があります。たとえば、外壁や玄関ドアのリノベーションはできないことがほとんどです。
また、工事に使用して良い製品や業者が指定されていることもあります。事前に管理規約を確認し、工事内容については管理組合に相談しておきましょう。
ここからは、スケルトンのリノベーションを実施するメリットを紹介します。
キッチンや浴室、寝室など、生活に密接に関わる部分を自由にカスタマイズできることは、スケルトンリノベーションの大きなメリットといえるでしょう。
こだわりの建材や設備を使うことで、生活がグッと豊かに。コロナ禍以降、リモートワークを採用する企業も増え、家で過ごす時間が重視されるようになったことからも、スケルトンリノベーションを実施したいと考える人は増えています。
古い建物でも内装や設備を一新することで、断熱性や防音性、耐震性などが向上し、快適な暮らしを送れるようになります。
建物の土地付き価格とスケルトンのリノベーション費用を合わせても、新築よりも安く済むケースが多いのは大きな魅力です。
また、物件探しから実施する場合、中古物件は立地が良いこともポイントの一つ。中には、新築では価格が高すぎて手が出せないような便利な土地を購入できるケースもあります。
一方で、スケルトンリノベーションにはデメリットも存在します。詳しく解説します。
スケルトン状態から新しく作り直すためには、通常のリフォームよりも工事期間が長くなってしまいます。工事期間中は別の住まいに移る必要があり、その費用や手間がかかることを不満に感じる人は少なくありません。
スケルトン状態にしたときに、柱や梁、基礎などに腐食やシロアリ被害などが見つかり、修繕費用がかさむことがあります。また、配管や電気工事などで隣接する部屋や階に影響が出ることも。
スケルトンのリノベーションは大規模な工事のため、細かい打ち合わせや確認が必要不可欠です。リフォーム会社とのコミュニケーションがうまくいかないと、希望通りのリノベーションが実現できず、大きな後悔につながってしまうことがあります。
スケルトンのリノベーションを成功させるコツには、どのようなものがあるのでしょうか。詳しく解説します。
スケルトンのリノベーションでは、間取りやデザインを自由に決められる反面、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。自分たちがどんな住まいにしたいか、どんなライフスタイルを送りたいかを明確にしましょう。
また、予算もしっかりと決めておくことで、リノベーションを無理なく計画的に進められます。
スケルトンのリノベーションは専門的な知識や技術が必要であり、信頼できるリフォーム会社を選ぶことが重要です。複数のリフォーム会社から見積もりやプランを取り寄せて比較検討することで、自分たちに合った業者を見つけられます。
また、安さだけで選ばず、施工実績や口コミなども参考にしましょう。
スケルトンのリノベーションでは、工事中も細かい打ち合わせや確認が必要です。業者の工事内容や進捗状況などを常に把握し、不明点や不安点はすぐに相談することで、スムーズに工事を進められることでしょう。
また、工事では想定外のトラブルが発生しやすいもの。当初の予定通りいかないからといって焦らずに、柔軟に対応することが大切です。
スケルトンのリノベーションについて、よくある質問をまとめました。ここにない質問は、ぜひリノベアのお問い合わせフォームまでお寄せください。スタッフが誠心誠意回答いたします。
スケルトンのリノベーションは、工事内容や規模、物件の状態によって工期が異なりますが、一般的には3~4か月程度かかります。工事の内容は、解体工事から始まり、配管や電気工事、内装工事、設備工事など。
工期を短縮するためには、事前にプランニングをしっかり実施し、業者との連携や現場管理を徹底することが重要です。業者とよく話し合うことも忘れないようにしましょう。
スケルトンのリノベーションは、住宅を骨組みだけにする大規模な工事であるため、工事中も住み続けることはほぼ不可能と考えましょう。騒音や埃、水道や電気の停止などで生活に大きな影響が出ますし、安全面でも危険が生じます。
リノベーションの際は、仮住まいの費用や引っ越し費用も予算に含めておきましょう。
スケルトンのリノベーションは、施工力やデザイン力が高い業者に依頼することがおすすめです。
スケルトンのリノベーションでは、躯体や基礎、梁や柱などの補修や耐震補強、断熱施工なども行う場合があります。また、間取りやデザインも自由度が高く、自分好みの住まいをつくることができます。そのため、技術的にもセンス的にも信頼できる業者を選ぶことが大切です。
業者選びのポイントは以下の通りです。
・スケルトンのリノベーション実績が豊富であること
・自分の希望や予算に合わせて提案してくれること
・施工管理やアフターフォローがしっかりしていること
・口コミや評判が良いこと
スケルトンのリノベーションは以下のような人におすすめできます。
・立地を優先して物件状態は問わない人
・長年住んできた大切な家を現代風に改装したい人
・画一的なマンションの間取りに違和感を感じる人
・ライフスタイルに合った自分だけの家で暮らしたい人
総じて、自分たちの暮らしに合った、こだわりの家を作りたい人におすすめできるといえるでしょう。
費用を抑えた上で、新築同様の住み心地にできるなどのメリットがあり、近年大きな注目が集まっているスケルトンからのリノベーション。
ただし、新築を購入するよりも工事期間が長くなったり、シロアリ被害などのトラブル対応をしなければならない可能性があったりするなどのデメリットも存在するため、実施前にはよく検討を重ねましょう。
信頼できるリフォーム・リノベーション業者をお探しの方は、リノベアにぜひご相談ください。
主に愛知県内でリノベーションを実施しており、提案から工事まですべてを自社で担当しています。
デザインや素材へのこだわり、予算、立地、ライフスタイルなど、さまざまな条件を丁寧にヒアリングしながら、皆さまが愛着の持てる住宅を作りあげます。
水回り設備の問屋としてスタートしたリノベーション事業だからこそ、メーカーについての豊富な知識とともに、お客様に最適なリノベーションのプランを提案いたします。
お問い合わせ
営業時間/9:00〜18:00 定休日/水曜日、土日(予約制)
Idea Lab. Rinobea 名古屋市熱田区新尾頭1丁目9番43号(金山駅南口徒歩8分)
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