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2023/04/17

リノベーションで物件の耐震性を高める|ポイント、補助金情報も紹介

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中古住宅に大幅な工事を加えるリノベーション。物件の状態によっては、耐震性を高めるための補強工事が必要になることもあります。

どのような物件で、耐震リノベーションが必要になるのでしょうか。また、費用はどの程度かかるのでしょうか。

この記事では、耐震リノベーションの概要や、耐震リノベーションが必要になる条件、実施の際の注意点について解説しています。

安心できる住まいを実現させるためのヒントにしてください。

 

 

耐震リノベーションとは

住宅の画像

耐震リノベーションとは、地震が起きたときに建物が倒壊したり傾いたりしないようにする工事のことです。

日本は地震が多い国であり、古い建物(特に、1981年より前に建てられた建物)は耐震基準が低いため、地震などの災害が起こった際に倒壊する危険性も。

このため、実家などをリノベーションをする場合は、耐震リノベーションの実施が必要不可欠です。

また、耐震性能を高めることによって以下のようなメリットが生まれます。

  • 建物の資産価値が高まる
  • 断熱性が高まる
  • 遮音性が高まる
  • 住環境が改善される
  • 省エネ効果が生まれる

メリットを見てもわかるように、耐震リノベーションは、安心して暮らせる住まいづくりに欠かせません。

 

 

耐震補強工事が必要な住宅は?

耐震補強工事が必要な住宅には、どのようなものがあるのでしょうか。順番に確認していきましょう。

 

1. 1981年以前に建てられた住宅

1981年以前に建てられた住宅は、旧耐震基準によって建築されているため、耐震性が不十分なものが多いのが特徴です。

場合によっては、建物の強度を上げる耐震補強工事が必要になることもあるでしょう。

 

2. 壁の量や配置バランスが不十分で、耐震性が低い住宅

壁の量や配置バランスが不十分で耐震性が低い住宅は、地震の際に建物がねじれたり倒壊したりする危険性が高くなります。

 

3. 基礎や柱などの木部が腐食やシロアリの被害にあっている住宅

木部が腐食やシロアリによって弱くなると、建物の強度が低下し、地震などの自然災害に対して耐えられなくなります


木部が崩れたり、壁がひび割れたり、最悪の場合は家が倒壊したりすることもあるので、シロアリ被害には十分に気をつけましょう。

なお、シロアリの予防策としては、家の周りにエサとなる木材や段ボールなどを放置しないことや、湿気をためないように換気をすることなどが有効です。

 

4. 屋根が重たい日本瓦や土葺き瓦の場合

屋根が重い場合は、地震の揺れを増幅させる可能性があるほか、落下や飛散の危険性も高まります。

日本瓦や土葺き瓦は、重い屋根材に分類されます。屋根の重みを支えられるだけの壁量が不足している場合や、不適切な工事が実施されている場合は、耐震補強工事が必要になるでしょう。

また、屋根材を軽量なものに変えるなどの工事も検討しましょう。近年では技術の進歩によって、軽量で見栄えも良い屋根材も開発されています。

 

 

耐震リノベーションの種類

住宅の画像

耐震リノベーションにはさまざまな種類があります。ここでは、3つの種類について解説します。

基礎補強工事

建物の耐震性能を高めるためには、まず基礎補強工事を実施します。

基礎補強工事は建物の土台や柱を補強する工事であり、最も重要な耐震対策の一つです。


土台や柱が弱いと、地震の揺れに耐えられず、倒壊や傾きの危険が出てきてしまいます。

1981年以前の旧耐震基準によって建築された木造住宅については、基礎補強工事が必要になると考えたほうがよいでしょう。


また、地盤が弱い場合や地下がある場合も、基礎補強工事を検討しましょう。

基礎補強工事は、工期や費用が比較的長く高いというデメリットがありますが、その分、大幅に耐震性能を向上させられます。

柱・梁・壁・床補強工事

建物の骨組みや外壁・内壁・床板などを補強する工事は、基礎補強工事に次いで重要な工事です。

木造住宅の場合、柱や梁に金属製の筋交いや金具を取り付けたり、壁に合板や石膏板などを貼ったりします。これらの部材は、地震の揺れに対して建物を支える役割を果たします。

鉄筋コンクリート造では、コンクリートの中性化を防ぐため、表面にアルカリ性の塗料や表面保護剤を塗布するなどの工事を実施します。

間取り変更工事

間取り変更工事とは、建物内部の間仕切り壁やドア・窓などを移動したり撤去したりして、空間の使い方や機能を変える工事です。

建物の耐震強度が高まるわけではありませんが、地震や災害の際に避難しやすい間取りや、防災グッズを置いておけるスペースを作れます。

ただし、間取り変更工事を行う際には、建物全体のバランスを考え、傾きやひずみが生じないようにしなければなりません。実施の前には専門家の意見を交えながら、十分に検討を重ねましょう。

耐震リノベーションの費用

耐震リノベーションの費用は、建物の築年数や状態、希望する工事の種類など、様々な要因によって変動します。

目安として、100万円から150万円程度になることが最も多いという調査結果も出ています。

また、国や地方公共団体から助成金や補助金が出ていることもあるため、工事の実施前にはどのような補助が出ているのかよく確認しましょう。

耐震リノベーションの注意点

注意点の画像

耐震リノベーションを実施する際には、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。4つの注意点について解説します。

1. 耐震診断を受ける

住宅の状態によっては、耐震補強工事が必要でない場合もあります。


まずは耐震診断を受けることで、住宅にどのような工事が必要なのかを把握するところから始めましょう。

耐震診断とは、建物の耐震性能を測定することで、地震に対する安全性やリスクを把握する方法です。

専門家に依頼して現地調査や解析を行い、診断結果や改修案を報告書で受け取ります。建物の規模や構造によって異なりますが、一般的に数万円〜数十万円の費用がかかります。

2. 耐震性能を高める工法や材料を選ぶ

住宅の構造や状況に合わせて、最適な工法や材料を見極めることも重要です。

見極めには専門家の知識が必要になるため、できれば3社以上の業者に見積もりを取りながら、適切な工事内容を選択しましょう。


3. 信頼できる施工業者を探す

業者が信頼できるかどうかは、工事の質にも関係する重要なポイントです。

依頼をする前には、見積もりや工期、保証内容などを明確にしておきましょう。

また、工事に不具合が発生した場合の対応や責任の所在もチェックします。

さらに、工事完了後も定期的な点検やメンテナンスを行ってくれる施工業者であれば、安心して住み続けることができるでしょう。

施工業者を選ぶ際には、インターネットなどで、過去の実績や口コミがあるかどうかをチェックします。


また、知り合いなどで耐震補強工事を実施したことのある人がいる場合は、その人におすすめの業者がいないか聞いてみるのもおすすめです。

4. 工事以外での備えも重要

耐震性の高い家を考える際には、耐震リノベーション工事だけでなく、家具や家電などの固定方法や防災グッズも準備しましょう。

例えば、家具に転倒防止金具を取り付けたり、家電に落下防止ベルトを巻いたりすることで、安全性を高めることができます。


また、非常用持ち出し袋や防災セットなどを用意しておくことで、緊急時に役立てられます。

また、避難経路や避難場所を確認したりすることも重要です。

まとめ

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住宅の耐震性能を高め、安全な暮らしを提供する耐震リノベーション。

住宅の価値が上がるなどのさまざまなメリットがあるため、中古物件を購入した際は必ず検討しておきたい選択肢です。

ただし、耐震リノベーションを実施する際は、知識を持った専門家の意見を参考にすることが欠かせません。


中古物件のリノベーションを考えている方は、リノベアにぜひご相談ください。


主に愛知県内でリノベーションを実施しており、提案から工事まですべてを自社で担当しています。


デザインや素材へのこだわり、予算、立地、ライフスタイルなど、さまざまな条件を丁寧にヒアリングしながら、皆さまが愛着の持てる住宅を作りあげます。

水回り設備の問屋としてスタートしたリノベーション事業だからこそ、メーカーについての豊富な知識とともに、お客様に最適なリノベーションのプランを提案いたします。

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