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2023/01/22

リノベーションで床暖房を後付けしたい!メリットやデメリットを解説!

リノベーションで床暖房を後付けしたい!メリットやデメリットを解説! 画像

リノベーションで床暖房を取り入れたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
床暖房はエアコンのように風を吹き出さずホコリが飛び散らないことや足元からしっかりと暖められることから、非常に人気となっています。

この記事では、床暖房の種類とメリット、デメリット、注意点についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□リノベーションできる床暖房の種類とは?

床暖房には、電気式床暖房と温水式床暖房の2種類があります。

*電気式床暖房

電気式床暖房とは、ホットカーペットと同じようにフローリングの下に敷いた発熱線パネルを電気によって暖める仕組みとなっています。
「電熱線ヒーター式」、「蓄熱式」、「PTCヒーター式」の3種類があり、それぞれについてご紹介します。

まず、電熱線ヒーター式の床暖房についてです。
電熱線ヒーター式の床暖房は、フローリングの下に電熱線を敷き、電気を通して暖めるタイプで3種類の中ではオーソドックスなものです。

次に、蓄熱式の床暖房についてです。
蓄熱式の床暖房とは、熱を蓄える蓄熱材を使って、床を暖めます。
蓄熱式の床暖房は、日中、蓄熱材に貯めた熱を夜間に利用して暖めるタイプで、オール電化住宅で使用されることが多くなっています。

蓄熱式では、太陽光電池が使われており、新しく蓄熱材を設置しようと考えている方は初期費用が高額になってしまうため注意が必要です。

最後に、PTCヒーター式の床暖房についてです。
PTCヒーター式の床暖房とは、温度センサー機能が内蔵されたヒーターを利用し、暖める場所をコントロールできるタイプです。

電力を無駄にすることなく、暖めたい場所をピンポイントで暖められるためキッチンのような良く立つ場所だけを効率良く暖めたい場合に使用されています。

*温水式床暖房

温水式床暖房とは、パネルをフローリングの下に敷き、電気やガスが温めたお湯によって床を暖める仕組みとなっており、部屋全体をまんべんなく暖められます。
「ヒートポンプ式」、「バス温水式」、「石油(灯油)式」の3種類があり、それぞれについてご紹介します。

まず、ヒートポンプ式の床暖房についてです。
ヒートポンプ式の床暖房は、名前の通りヒートポンプによって空気に熱を持たせることで温水を作り、床を暖めます。

次に、バス温水式の床暖房についてです。
バス温水式の床暖房は、給湯器のお湯を使うことで床を暖める温水を作ります。

最後に、石油(灯油)式の床暖房についてです。
床暖房専用の石油(灯油)ボイラーで温水を作り、床を暖めます。

温水式床暖房は電気式床暖房と比較すると、初期費用が高いため注意が必要です。

□床暖房のメリットとデメリットとは?

ここでは、床暖房のメリットとデメリットについてご紹介します。

*床暖房のメリット

1つ目は、足元をしっかりと暖められることです。
エアコンやヒーターなど、温風を吹き出して部屋を暖める暖房器具は、低いところに温風が届きにくいため、足元を暖めたいときにはあまり効果がありません。
床暖房であれば、足先から徐々に暖まっていきます。

2つ目は、空気が汚れないため乾燥しにくいことです。
エアコンによる乾燥はドライアイや肌の乾燥に繋がります。
また、石油ファンヒーターは比較的強力ですが、室内の空気が汚れてしまうため換気が必要になります。
目に見えない空気の汚れですが、頭痛や咳などの体調不良の原因にもなるため注意が必要です。

一方で、床暖房であれば空気が汚れにくいことから、健康に悪影響を及ぼさず、体に優しい暖房器具といえます。

*床暖房のデメリット

1つ目は、初期費用がかかることです。
リノベーションによって床暖房を取り入れる場合は、工事が必要になります。
設備も比較的、高額になってしまうことから初期費用が多くかかってしまいます。

2つ目は、暖まるのには少し時間がかかることです。
部屋が暖まる速さは、住んでいる地域や住まいの構造によって異なりますが、1時間程度で暖まるでしょう。

□床暖房を設置する時の注意点とは?

床暖房をリノベーションによって設置する際の注意点についていくつかご紹介します。

1つ目は、床暖房に適した床材を選ぶことです。
全ての床材が床暖房に適しているわけではないため、フローリングや床材の選択には注意が必要です。
床暖房に対応した無垢フローリング、仕上げ材にはコルクを選ぶと良いでしょう。

2つ目は、設置面積を工夫することです。
暖かさを重視するのであれば、室内の60パーセントから70パーセントを床暖房が占めるようにする必要があります。

しかし、床暖房の設置面積が大きくなればなるほど、設置費用や光熱費も高くなってしまうため床暖房の設置場所を考えるようにしましょう。

□まとめ

この記事では、床暖房の種類とメリット、デメリット、注意点について紹介しました。
床暖房を設置する際は、住まいに合わせて電気式床暖房、温水式床暖房から選ぶようにしましょう。
名古屋周辺でリノベーションをお考えの方は、当社までお気軽にご連絡ください。

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