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2025/08/21

親との同居で後悔しないために!二世帯リノベの費用と暮らしの工夫

親との同居で後悔しないために!二世帯リノベの費用と暮らしの工夫 画像

Idea Lab.Rinobea(アイデア・ラボ・リノベア)です。名古屋市熱田区から「家事が楽になるリノベ」をご提案しているリノベーション、リフォーム会社です。

「そろそろ親との同居を考えなきゃ……でも不安も多くて一歩踏み出せない」
そんなお悩みを抱えている方へ。二世帯住宅へのリノベーションは、費用面の心配や暮らし方の違いによるストレスなど、気になるポイントがたくさんありますよね。

この記事では、二世帯住宅リノベーションの費用相場や、暮らしの工夫、スケジュールの立て方まで、後悔しないために知っておきたい情報をわかりやすく解説します。

読み終わる頃には「自分たちらしい暮らし方」がきっと見えてくるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。

親との同居を考え始めたら知っておきたい「二世帯リノベ」の選択肢

親が高齢になってきた、子どもを預けられる環境をつくりたい、相続を見据えて実家の活用を考えている――
そんなタイミングで「親との同居」を検討される方は年々増えています。しかし、いざ本格的に考え始めると、様々な不安や疑問が湧いてくるものです。

「生活スタイルが違うけれど、一緒に暮らしてうまくいく?」
「家を建て直すべきか、今ある家を活かすべきか?」
「費用はどのくらいかかるの?」

そこで最初に押さえておきたいのが、「二世帯住宅にするための選択肢」です。以下では、新築とリノベーションそれぞれの特徴と、リノベーションならではの魅力について解説します。

新築 vs リノベーション|どちらが良い?

親との同居を始める方法としては、大きく分けて次の2つがあります。

方法 メリット デメリット
新築(二世帯住宅を建てる) 間取りや構造を一から自由に設計できる 費用が高くなりがち/建て替えのため仮住まいが必要なケースも
リノベーション(既存の家を改修) コストを抑えられる/思い出の家を活かせる 建物の状態によっては制限がある場合も

築年数の浅い家や、思い出の詰まった実家がある場合は、リノベーションを選ぶ方が多い傾向にあります。
また、名古屋市熱田区など住宅密集地では、建て替えに伴う建築制限(容積率や斜線規制など)が課題になることも。既存建物を活かす「リノベ」は、そうした地域事情にもマッチした選択肢といえるでしょう。

二世帯リノベーションの3つのタイプ

二世帯住宅へのリノベーションには、暮らし方に応じた3つのスタイルがあります。

  1. 完全分離型
     玄関・水まわり・キッチンすべてを分けるスタイル。プライバシーを最重視したいご家庭におすすめ。

  2. 一部共有型
     玄関や浴室など一部を共有しつつ、世帯ごとにリビングや寝室を分けるバランス型。最も選ばれているスタイルです。

  3. 完全共有型
     すべての空間を共有し、家族のつながりを重視するスタイル。費用を抑えたい場合や、介護のしやすさを優先する場合に選ばれます。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、親世帯と子世帯それぞれの**「価値観」と「生活リズム」**をすり合わせながら、どのスタイルが最適かを検討していくことが大切です。

二世帯リノベを成功させるための第一歩

リノベーションでの同居は、「ただ空間を分ければいい」という話ではありません。
成功の鍵は、**「暮らし方のデザイン」**にあります。

・親世帯は静かに過ごしたい
・子世帯は仕事や子育てで忙しい
・生活時間がズレると音が気になるかも
・お風呂やキッチンは一緒でもいい?それとも分ける?

そういった点を、できるだけ早い段階で家族間で話し合っておくことが、リノベーション計画の最初のステップになります。

二世帯住宅リノベーションの費用相場と内訳

二世帯住宅リノベーションで気になることといえば、やはり**「費用」**です。
「いったいいくらくらいかかるの?」という疑問にお答えするため、ここでは費用の相場感や、タイプ別の費用の違い、さらに見落としがちなコストについて詳しく解説していきます。

リノベーション費用の全体相場

名古屋市内で二世帯住宅へのリノベーションを行った場合の、平均的な費用相場は以下のとおりです。

リノベタイプ 費用相場(100㎡程度の一戸建て)
完全分離型 約2,000万〜2,800万円
一部共有型 約1,200万〜2,000万円
完全共有型 約800万〜1,500万円

費用は、建物の状態・広さ・構造・設備内容などにより前後します。
特に水まわり(キッチン・浴室・トイレ)を増設する場合は、配管工事や給排水の変更が必要になるため、コストが大きく跳ね上がる傾向があります。

リノベーション費用の内訳は?

以下は一般的なリノベーションの費用内訳の一例です。

項目 割合(目安) 内容
解体・撤去工事 約5〜10% 既存の壁や設備の撤去
大工工事・造作 約25〜30% 間取り変更・壁や床の造作など
設備工事 約20〜25% キッチン・浴室・トイレの設置や給排水工事など
内装仕上げ工事 約10〜15% クロス・床材・塗装などの仕上げ
電気・ガス工事 約5〜10% 配線・照明・スイッチ・給湯器など
その他(設計費・諸経費など) 約10〜15% 設計・管理・申請手続きなど

また、バリアフリー対応や断熱性能の強化といった追加要望がある場合は、その分のコストが加算される点も考慮が必要です。

「想定外の出費」を防ぐには?

多くの方が見落としがちなのが、仮住まい費用や引越し費用住みながらの工事対応費などの**“周辺コスト”**です。

よくある追加費用の例:

  • 工事期間中の仮住まい家賃(8〜15万円/月)

  • 家財の一時預かり・レンタル倉庫代

  • 解体時に発覚する劣化部分の補修費

  • 近隣対応費(挨拶や足場設置など)

事前に**「どのタイミングで、どんなお金がかかるか」**を明確にしておくことで、予算超過やストレスを回避できます。

名古屋市内での傾向と注意点

名古屋市では、築30年以上の住宅をリノベして二世帯住宅にするケースが増えていますが、旧耐震基準(1981年以前)の住宅は、耐震補強工事が必須となる場合が多く、これにより100万円〜300万円程度の追加費用が発生することもあります。

そのため、初期段階での**建物診断(インスペクション)**は必須といえます。
Idea Lab.Rinobeaでも、無料診断サービスを実施していますので、お気軽にご相談ください。

リノベ費用を抑えながら「快適な暮らし」を実現する工夫

限られた予算のなかでも、できるだけ快適に、そして長く安心して暮らせる二世帯住宅にしたい――。
そんな方に向けて、ここではコストと暮らしやすさのバランスをとるポイントをご紹介します。

1. 暮らしの分け方を「空間軸」と「時間軸」で考える

二世帯住宅を快適にする最大の鍵は、「生活リズムのズレ」をどう解消するかにあります。
そのためには「空間軸(どの場所を共有するか・分けるか)」と「時間軸(使用時間の重なり)」の両面から設計を考えることが大切です。

共有スペースでよくある工夫:

スペース 分離が必要なケース 共有でもOKなケース
キッチン 料理時間がかぶる/使い方の好みが違う/食の制限がある 一緒に食事する・調理回数が少ない
浴室 入浴時間が重なる/音やにおいが気になる 使用時間に差がある/コミュニケーションを重視したい
トイレ 頻繁に使う・家族が多い 使用頻度が少ない・部屋の配置が近い

すべてを分離すれば費用はかかりますが、ストレスは軽減されます。
反対に、共有部分を増やせばコストは抑えられますが、暮らし方のルールを事前に決めておくことが重要です。

2. 「最初から全部やる」ではなく、段階的に計画する

最初から全てを完璧に整えようとすると、どうしても予算が膨らみがちです。
そこでおすすめなのが、「段階的リノベーション」という考え方です。

例:段階的リノベの進め方

  • 第1ステップ:間取りと断熱など構造部分の工事

  • 第2ステップ:将来的に水まわりを増設できるよう配管だけ通す

  • 第3ステップ:子どもの成長に合わせて空間を仕切る/家具で対応する

こうすることで、初期費用を抑えつつ将来の変化にも柔軟に対応できます。
「今」と「これから」を想定した可変性のある設計が、リノベ成功のポイントです。

3. 名古屋市の補助金・助成金を活用する

リノベーション費用を抑えるために、ぜひチェックしていただきたいのが名古屋市の各種助成制度です。
二世帯住宅化や高齢者対応バリアフリー化、省エネ改修などに対して、補助金が出る場合があります。

代表的な制度(2025年7月時点)

補助制度名 補助内容
高齢者向け住宅改修補助 手すり設置や段差解消などに最大20万円
住宅耐震化支援制度 耐震補強工事費の一部(上限120万円)を補助
住宅省エネ2025キャンペーン(国) 窓・断熱材の改修、エコ住宅設備に最大30万円

これらは時期によって募集枠や内容が変更されるため、リノベ会社と連携して早めに申請準備をすることが重要です。
Idea Lab.Rinobeaでは、補助金申請のサポートも無料で行っています。

4. 建材や設備の「グレード調整」でメリハリをつける

費用を抑えつつ快適性を保つには、「こだわるところ」と「コストを抑えるところ」のメリハリを意識しましょう。

コストを抑えやすいポイント:

  • 内装材(床材・クロス) → 標準グレードで十分

  • 収納扉や建具 → 既製品を活用

  • キッチンやユニットバス →型落ちモデルを活用

逆に、断熱性能や耐震補強、劣化対策などの構造部分は、将来的なメンテナンス費を抑えるためにも、手を抜かずに投資する価値があります。

二世帯住宅にするまでのスケジュールと準備の流れ

「いつから動き始めればいいの?」
「引っ越しや工事のタイミングはどう決めればいい?」

二世帯リノベーションを成功させるには、準備〜完成までの流れを把握することがとても大切です。ここでは一般的なスケジュールと、それぞれの段階でやるべき準備を、具体的にご紹介します。

1. スタート前の準備|家族会議と資金の方向性(1〜2ヶ月)

まずは何より、親世帯・子世帯の間で希望や不安を共有する家族会議が第一ステップです。

話し合っておきたいこと:

  • 同居を始める目的(介護?育児?経済的理由?)

  • どこを共有するか・分けるか

  • 希望する暮らし方や空間のイメージ

  • 予算の上限と資金分担(親が出す?ローンを組む?)

加えて、住宅ローンやリフォームローン、補助金の有無など、資金の方向性もこの時点である程度整理しておくと、プラン提案がスムーズになります。

2. プランニングと設計(2〜3ヶ月)

家族間の話し合いがまとまったら、いよいよリノベ会社への相談をスタートします。

この期間で行うこと:

  • 現地調査・建物診断(耐震・劣化・構造確認)

  • ヒアリング(家族の希望・ライフスタイル)

  • プラン提案・パース提示

  • 見積書の確認・調整

  • 補助金申請の準備(対象であれば)

Idea Lab.Rinobeaでは、ヒアリング〜プラン提案まですべて無料で行っています。
「まず話だけ聞きたい」という段階でも、気軽にご相談ください。

3. 工事契約〜着工準備(1ヶ月)

プランと予算が確定したら、契約を交わして着工準備に入ります。

この期間にやること:

  • 工事契約の締結

  • 近隣挨拶(音や車両の出入りなどの配慮)

  • 仮住まいの手配(必要な場合)

  • 家財の一時保管や荷物の整理

住みながらのリノベが可能かどうかは、建物の構造やリノベ内容によって異なります。
全体リノベや耐震補強がある場合は仮住まいが必要なケースが多いです。

4. 工事期間(2〜4ヶ月)

工事が始まったら、住まいの骨組みから設備、仕上げ工事まで順に進んでいきます。

工事の流れ(例):

  1. 解体・撤去(2週間)

  2. 構造補強・配管工事(2〜3週間)

  3. 大工工事・間取り変更(1ヶ月)

  4. 内装仕上げ・設備取り付け(1ヶ月)

定期的な中間チェックや、仕上げ前の確認をしながら進めることで、「思ってたのと違う!」を防ぐことができます。

5. 引き渡し・入居準備(1〜2週間)

完成後は、最終確認を行い、いよいよ新しい暮らしがスタートします。

引き渡し前後に行うこと:

  • 完成検査・引き渡しチェック(キズ・設備不具合など)

  • 引越し・家具搬入

  • 光熱費・住所変更の手続き

  • アフターサポートの確認

特に住まいのメンテナンス方法や不具合時の連絡先は、親世帯にもわかりやすく共有しておくと安心です。

二世帯リノベのスケジュール全体まとめ(例)

フェーズ 期間の目安
家族間の話し合い・資金検討 1〜2ヶ月
プラン作成・見積もり・設計 2〜3ヶ月
契約・仮住まい準備 約1ヶ月
工事 約2〜4ヶ月
入居準備・引き渡し 約1〜2週間
合計

6〜10ヶ月程度

後悔しない二世帯リノベのために必要なステップ

二世帯住宅へのリノベーションは、「ただ家を直せばいい」というものではありません。
親世帯と子世帯、それぞれが気持ちよく・長く・安心して暮らせる関係性を築くためには、事前の準備や計画、信頼できるパートナー選びが何より重要です。

ここでは、後悔しないために押さえておきたい5つのステップをご紹介します。

1. 「家族会議」は遠慮せずに本音で

最もトラブルが起こりやすいのが、「なんとなく話を進めてしまった」ケースです。
家族だからこそ遠慮してしまいがちですが、後から「そんなつもりじゃなかった…」とならないよう、以下のような項目をしっかり話し合いましょう。

話し合うべきポイント:

  • どこを共有する?(玄関・お風呂・キッチン)

  • 暮らしのルールは?(食事・洗濯・ごみ出し)

  • 生活音やプライバシーの考え方は?

  • 資金分担はどうする?

  • 将来的にどう使っていく?(子どもの独立後など)

**「書き出す」「図にする」「第三者に間に入ってもらう」**など、具体的に見える形で共有するのがおすすめです。

2. 信頼できるパートナーを選ぶ

リノベーションは設計・施工・補助金申請・仮住まい対応など、やるべきことが非常に多岐にわたります。
そのため、経験豊富で相談しやすいパートナーの存在が不可欠です。

パートナー選びのチェックリスト:

  • 二世帯住宅の施工実績があるか?

  • 相談から施工まで一貫して対応してくれるか?

  • 提案内容が家族の価値観に合っているか?

  • アフターサポート体制が整っているか?

Idea Lab.Rinobeaでは、名古屋市内での二世帯住宅リノベに数多くの実績があり、建物診断から資金計画、補助金申請までワンストップで対応しています。

3. プラン確定前に「仮住まい」や「工事中の生活」を確認する

工事中に住みながらの対応が可能か、仮住まいが必要かは、早めに確認しておくべき重要ポイントです。

住みながらの工事には以下のような注意点があります:

  • 工事中の騒音やホコリが気になる

  • キッチンやトイレが一時的に使えないことも

  • 安全面から高齢者や小さな子どもには不向き

一方、仮住まいには引越し・家賃・家財の保管コストがかかるため、予算の見積もり段階から含めておきましょう。

4. 「スケジュールの余裕」と「気持ちの余裕」を持つ

予定どおりに進まないこともあるのがリノベの現場。
部材の納期遅れや、解体して初めて分かる劣化など、想定外の事態にも対応できるよう、スケジュールには1〜2週間程度のバッファを設けておくと安心です。

また、リノベーションは気持ちの整理がつくまでに時間がかかることもあります。
とくに親世帯にとっては、住み慣れた家を変えることは大きな決断です。時間をかけて納得感を持ってもらうことが、後悔のない選択につながります。

5. 完成後の「暮らし方」も一緒にデザインする

家が完成したあと、「どう暮らしていくか」もとても大切です。
たとえば、掃除や食事の分担、子どものお迎えやお風呂時間など、**“暮らしのオペレーション”**を事前に決めておくと、スムーズに新生活に移行できます。

月に1回の家族ミーティング、共有スペースのルール、困りごとを話し合える仕組みなど、**住んでからの“関係性のリノベーション”**も含めて考えていきましょう。

まとめ|二世帯リノベは「暮らしの質」を高める選択肢

親との同居というと、どうしても「我慢が必要」「衝突が起きそう」といったネガティブなイメージを持たれることも少なくありません。
しかし、二世帯住宅へのリノベーションは、お互いのライフスタイルを尊重しながら支え合える“新しい家族のかたち”をつくるチャンスでもあります。

この記事でお伝えしてきたように、

  • 暮らし方のすり合わせ

  • 費用と予算の計画

  • 共有/分離のバランス設計

  • スケジュールと心の準備

  • そして信頼できるパートナー選び

これらをしっかり行うことで、「同居=我慢」ではなく、“心地よい距離感”で支え合う暮らしが実現できます。

人生の新しいステージを迎える今だからこそ、「家」の役割をもう一度見直してみませんか?

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