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2025/10/30

築30年以上の住まい、リノベーションかリフォームか?迷ったときの判断ポイント

築30年以上の住まい、リノベーションかリフォームか?迷ったときの判断ポイント 画像

Idea Lab.Rinobea(アイデア・ラボ・リノベア)です。名古屋市熱田区から『家事が楽になるリノベ』をご提案しているリノベーション、リフォーム会社です。

築30年以上のご自宅をお持ちの方から、
「この家、リフォームで十分なのか、それとも思い切ってリノベーションすべきなのか分からない」
というご相談をよくいただきます。

設備の老朽化や使いづらい間取り、冬場の寒さや収納不足など、住まいの悩みは年数を重ねるごとに複雑化していきます。
それに対して、どこまで手を加えるべきか、費用や工期も含めて判断が難しいところですよね。

この記事では、築30年以上の住宅が抱える典型的な課題から、リフォームとリノベーションの違いどちらを選ぶべきかの判断基準までを分かりやすく解説します。
後悔しない選択をするためのヒントがきっと見つかるはずです。

まずは、今のお住まいにどんな課題が潜んでいるのか、一緒に見ていきましょう。

築30年以上の住まいが抱える典型的な課題とは?

築30年以上の住宅には、見た目では分からないさまざまな経年劣化や機能不足が潜んでいます。

まずは、よくある3つの代表的な課題を見ていきましょう。

1. 老朽化による設備トラブル

キッチン・浴室・トイレなどの水回りは、築20年を超える頃からトラブルが増えてきます。
築30年を過ぎると、以下のような不具合が顕著に見られます。

  • 排水管の詰まりや水漏れ

  • ガス給湯器の故障

  • 換気扇やコンロの劣化

これらの設備は**「見えない部分」での劣化**が進んでいることが多く、見た目はきれいでも中身は限界を迎えているケースもあります。

また、当時の施工基準と現在の安全基準に差があるため、リフォームやリノベーションの際には耐震性や断熱性も含めた総点検が必要です。

2. 断熱性・耐震性の不足

1981年以前に建てられた住宅は、旧耐震基準に則って建築されていることが多く、地震に対する強さが十分でない可能性があります。
また、断熱材が入っていない、または薄いケースも多く、冬は寒く夏は暑いという暮らしにくさにつながります。

これにより、

  • 光熱費が高くなる

  • 家の中に温度差ができてヒートショックのリスクが高まる

  • 結露が発生しやすくカビの原因になる

など、健康や家計にも影響が出てしまいます。

3. ライフスタイルとのミスマッチ

築30年当時の暮らしと、現代のライフスタイルは大きく変わっています。
たとえば以下のような例がよく見られます。

  • 玄関や廊下が狭く、ベビーカーや車椅子が通りにくい

  • キッチンが壁付けで孤立している

  • 洗濯→干す→たたむの動線が非効率

このように、家事がしにくい間取りや導線は、日々の暮らしの小さなストレスの積み重ねになります。

子どもが独立して夫婦2人になったご家庭や、二世帯を検討している方など、「今の暮らしに合った住まい方」へと見直す絶好のタイミングが築30年以降なのです。

リフォームとは?—原状回復が中心の改修方法

リフォームという言葉は、テレビや広告でもよく耳にしますが、実際にどのような工事を指すのか、具体的に説明できる方は意外と少ないかもしれません。

ここでは、リフォームの基本的な意味から、メリット・デメリット、そしてどのような住まいに向いているのかをご紹介します。

リフォームの定義と目的

「リフォーム(Reform)」は、英語で「改善・改良」という意味を持ちますが、日本の住宅業界では主に**「古くなった部分を元の状態に戻す改修工事」**を指します。

たとえば、

  • 壁紙の張り替え

  • キッチンやお風呂の入れ替え

  • 床の張り替え

  • 外壁や屋根の塗装

などが典型的なリフォームの内容です。
基本的に、間取りや構造は変えずに部分的な修繕を行うのがリフォームの特徴です。

リフォームのメリット

リフォームには次のようなメリットがあります。

メリット 内容
費用が比較的安価 工事範囲が限定的なため、大規模工事に比べてコストを抑えやすい。
工期が短い 数日〜数週間で終わることが多く、住みながらでも対応できるケースも。
局所的な改善が可能 気になる部分だけ直したいときに適している。

たとえば、「キッチンだけ使い勝手を良くしたい」「古くなったお風呂を新しくしたい」など、ピンポイントでの快適性向上を目指す方には最適です。

リフォームのデメリット

一方で、リフォームには注意しておきたい点もあります。

デメリット 内容
根本的な改善には限界がある 間取りや構造を変えられないため、暮らしの不便が解消されないケースも。
見た目はキレイでも中身が古いまま 設備の表面だけが新しくなっても、配管や断熱は手つかずのことが多い。
将来的に再工事が必要になる可能性 部分リフォームでは後から「もっと大きく直せばよかった」と後悔することも。

とくに築30年以上の住宅の場合、表面的な修繕だけでは済まないケースも多くあります。
水まわりの老朽化や構造的な問題が隠れていると、リフォーム後に不具合が再発するリスクも。

向いている住まいの状態とは?

以下のような住宅にはリフォームが向いています。

  • 構造や間取りには満足している

  • 劣化している部分が限定的(例:キッチンだけ古い)

  • 予算を抑えたい

  • 仮住まいせずに住みながら直したい

つまり、大きな変更を必要としない軽度の問題であれば、リフォームで十分対応可能です。

リノベーションとは?—暮らしを再設計する大規模改修

「リノベーション(Renovation)」という言葉も近年よく聞かれるようになりましたが、その意味やリフォームとの違いを正確に理解している方は少ないかもしれません。

ここでは、リノベーションの定義や特徴、どんな人に向いているのかを詳しく解説します。

リノベーションの定義と特徴

リノベーションとは、既存の建物に対して機能や価値をプラスして、新たな暮らしを創造する改修工事のことです。

具体的には、

  • 間取りの変更(例:3DK→2LDK)

  • 壁や床の断熱性能向上

  • 配管・配線の全面更新

  • 耐震補強やバリアフリー化

  • 自分好みのデザイン空間への刷新

など、住まい全体を対象に「今の暮らしに合った形」に作り直すことができます。

名古屋市のように築30年以上の住宅が多いエリアでは、表面的な修繕にとどまらず、将来を見据えて根本から住まいを見直す手段として注目されています。

間取り変更・断熱強化などの可能性

リノベーションの大きな特徴は、自由度の高さです。
「こんな暮らしがしたい」という希望に合わせて、以下のような改修が可能です。

改修内容 実現できること
間取り変更 暗くて狭いDKを明るいLDKに/独立型キッチンを対面式に
断熱強化 壁や床に断熱材を追加して、冬暖かく夏涼しい住環境を実現
水まわり移動 洗面室の場所を変えて家事動線を改善
収納計画 使いやすい場所に収納を新設し、物が片付く家へ
デザイン統一 無垢床や塗り壁、照明などをトータルコーディネート

これらはリフォームでは実現が難しい内容であり、「暮らし方を変える」ための選択肢がリノベーションにはあります。

ライフスタイルに合わせた自由な設計

家族構成やライフステージによって、理想の住まいは変わります。

たとえば、

  • 子育てが終わって夫婦二人の時間を楽しみたい

  • 在宅ワークスペースを設けたい

  • 家事の手間を減らしたい

など、今の暮らしに合うように住まいを**「再設計」できる**のがリノベーションの魅力です。

Idea Lab.Rinobeaでは、「家事が楽になる、気持ちが整う暮らし」を実現するために、家事動線の見直しや収納の最適化にも重点を置いたプランニングを行っています。

リノベーションの注意点

自由度が高い反面、リノベーションには以下のような注意点もあります。

注意点 内容
費用が高くなる傾向 工事範囲が広いため、数百万円〜1,000万円以上かかる場合も
工期が長くなる 解体・調査・設計・施工で3〜6ヶ月かかることも
仮住まいが必要になることも 工事中は一時的に別の場所に住む必要があるケースあり

これらを踏まえ、将来まで見据えたライフプランと予算計画が重要になります。

築年数別・住まいの判断基準|リフォームか?リノベか?

築30年以上の住宅を前に、「リフォームで十分なのか?それともリノベーションすべきか?」と悩む方は少なくありません。
ここでは、築年数や住まいの状態によってどう判断すべきかを具体的に解説します。

築30年・40年・50年超で何が違う?

年数が経つにつれて、住宅に表れる劣化や問題は深刻化していきます。
以下の表は、築年数ごとに現れやすい代表的な問題です。

築年数 想定される劣化・課題 推奨される対応
約30年 設備機器の老朽化(給湯器・キッチン・風呂)
外壁や屋根の塗装劣化
部分的なリフォームまたは軽微なリノベ
約40年 配管・配線の劣化
断熱性能の不十分さ
間取りの時代遅れ感
部分リノベーションまたはスケルトンリノベ検討
約50年〜 耐震性不足の可能性大
構造体の劣化
白アリ被害・雨漏りリスク
全面的なリノベーション構造補強必須

築年数が長いほど、リフォームではカバーしきれない構造的課題が増えるため、リノベーションの方が適しているケースが多くなります。

住まいの状態を見極めるポイント

築年数だけでなく、実際の状態を見極めることが大切です。
以下のような症状がある場合は、リフォームではなくリノベーションを検討しましょう。

  • 壁紙の下からカビ臭がする

  • 床がきしむ、傾きを感じる

  • 冬場の結露がひどい

  • 漏水・雨漏りの痕跡がある

  • ブレーカーが頻繁に落ちる

こうした**“見えない部分の不調”は、建物全体に問題が及んでいるサイン**かもしれません。

プロによる住宅診断(インスペクション)の活用

「自分では判断できない」という方には、**住宅インスペクション(建物状況調査)**の利用がおすすめです。

インスペクションでは、

  • 基礎や柱の状態

  • 配管・配線の劣化

  • 雨漏りやシロアリの痕跡

  • 断熱性能や気密性のチェック

などを専門家が第三者目線で評価してくれます。

特に名古屋市内では、地盤や気候の影響も加味した診断が重要になります。
Idea Lab.Rinobeaでも、必要に応じて提携のインスペクターによる事前診断をご提案しております。

「もったいない」と思うか、「暮らしを整えるチャンス」と考えるか

築年数が経った住宅には、昔ながらの味わいや、構造のしっかりした良い面も多くあります。
だからこそ「壊すのはもったいない」と感じる方も多いのですが、それを活かしながら今の暮らしに合わせて再設計するのがリノベーションの真骨頂です。

「手を加えるべきか、住み替えるべきか」と迷ったときは、まずプロに相談し、現状を正しく把握することが最も大切です。

リノベーション向きの人・リフォーム向きの人とは?

「リフォームとリノベーション、うちにはどちらが合っているのだろう?」
そう感じている方に向けて、ここではライフスタイル・家族構成・将来設計・予算などの視点から、どちらが自分に合っているのかを整理してみましょう。

リフォーム向きの人

以下のような状況にある方は、リフォームで十分対応できる可能性が高いです。

✅ 家の構造や間取りに満足している

たとえば、「今の家の広さや動線は問題ないけど、水回りが古くなってきた」といった場合は、部分リフォームで快適さを取り戻せます。

✅ 予算をなるべく抑えたい

設備交換や内装リニューアルに限れば、数十万円〜100万円台でも対応可能です。
短期的な支出を抑えたい方には現実的な選択肢になります。

✅ 今の家に愛着がある/仮住まいを避けたい

住みながら工事を進められるケースが多いため、生活への影響を最小限に抑えたい方には適しています。

リノベーション向きの人

一方で、以下のような希望やお悩みがある方には、リノベーションの方が適しているかもしれません。

✅ 間取りや家事動線を大きく変えたい

「壁付けキッチンを対面にしたい」「洗面→洗濯→物干しまでを一体化したい」など、暮らしやすさを根本から見直したい方にはリノベがおすすめです。

✅ 今後20年、30年と安心して住み続けたい

設備や断熱、構造まで見直せるリノベなら、将来のメンテナンスコストや不安も軽減できます。

✅ デザインや空間にこだわりたい

リノベーションなら、無垢フローリングや造作家具など、自分らしい住まいをゼロから創ることが可能です。

✅ ライフステージの変化に対応したい

子育てからセカンドライフへの移行期など、「今の家を“これからの自分たちの家”にしたい」という方には、暮らしの再設計ができるリノベーションが最適です。

まとめ|まずは信頼できるプロに相談してみよう

築30年以上の住まいは、年月を重ねた分だけ味わい深さや思い出がある一方で、設備や構造の老朽化といった問題も避けては通れません。

そんなときに多くの方が悩むのが、「リフォームで十分か、それともリノベーションが必要か?」という選択です。

この記事でお伝えしたように、部分的な改善で済むならリフォーム、暮らし全体を見直したいならリノベーションが有効な選択肢となります。
また、築年数や家の状態、ライフスタイルの変化などを総合的に判断することが大切です。

迷ったときは、まずは専門家に相談することが最も確実な第一歩です。
Idea Lab.Rinobea(アイデア・ラボ・リノベア)では、名古屋市熱田区を拠点に、築古住宅に特化したご提案を行っております。

「リノベーションに興味はあるけれど、いますぐというわけではない」という方は、ぜひナカトウのLINEに友達登録をしてみてください。定期的に、リノベーションにまつわる耳寄り情報などを配信しています。

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