ブログ
blog
blog
上の階から聞こえる騒音を気にしなくていいなど、魅力の多いアパートの最上階。しかし、気温が高くなりやすいことを気にする人も少なくありません。
アパートの最上階は、本当に暑いのでしょうか。暑いとしたら、どのような対策を取ればいいのでしょうか。
この記事では、アパートの最上階が暑い理由や、アパートの最上階で暮らすメリットやデメリットについて解説します。暑さ対策については、賃貸でもできるものから、リフォームなどの大規模なものまで紹介しているため、アパートの最上階を借りたり買ったりしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アパートの最上階は、残念ながら暑いことがほとんどです。他の階に比べて約1度暑いことが一般的です。アパートの最上階が暑くなりやすい理由について、詳しく解説します。
アパートの最上階は、屋上からの熱が直接伝わってしまいます。他の階よりも気温の影響を受けやすい階であるといえるでしょう。特に、屋上がアスファルトやコンクリートなど、機密性の高い素材でできている場合は、熱をより多く蓄えるため、最上階の気温も高くなりやすい特徴があります。
アパートの最上階は下の階と比べて日当たりがよく、太陽の光を直接受ける時間が長いことが特徴です。開放的な部屋作りができる一方で、室内温度は上昇してしまいます。
暖かい空気は冷たい空気よりも上に浮きやすくなります。アパートでは、下の階で発生した熱(人や家電などから出る熱)が空気に乗って上昇し、最上階に集まります。また、換気や通風が不十分な場合は、暖かい空気が室内にこもってしまい、さらに暑さを増してしまうことでしょう。
実際にアパートの最上階に住んでいる人は、どのような感想を持っているのでしょうか。口コミを紹介します。
アパートに住んでいますが、最上階のため暑いし階段がキツイです。
引用元:Yahoo!知恵袋
外出先から帰ってくると室温が40度なんてザラでした。
夜になっても室温は33度くらいで、30℃以下になると涼しく感じました。
引用元:Yahoo!知恵袋
断熱対策等、暑いということを考えた構造・設備でないと、
室内で目玉焼きができるかと思えるほど暑いです。
引用元:Yahoo!知恵袋
断熱などの対策をしているアパートでない限り、アパートの最上階に住む人は室内を暑いと感じていることが分かります。
暑さを訴える人が多い最上階。一方で「アパートに住むなら絶対に最上階がいい!」と思う人も少なくありません。アパートの最上階に住むメリットはどのようなものがあるのでしょうか。詳しく解説します。
アパートの近隣トラブルで多いのが「上の階の生活音がうるさい」というもの。株式会社AlbaLinkが2022年に実施した調査では、騒音トラブルで最も多いものは「足音が響く」。夜中に起きてしまう、イライラしてしまうなど、心身に影響が出る人も少なくありません。最上階であれば、上の階の住民が出す音とは無縁。心地よい生活が送れることでしょう。
また、最上階は他の階よりも人の出入りが少ないため、プライバシーも守られやすい特徴があります。
見晴らしがよいことも、最上階に住むメリットの1つです。最上階以外では、最上階よりも目線が低いため、建物や木々などに視界が遮られることが一般的。最上階では空や景色を広く楽しめます。夜景や星空を眺められるのも、最上階ならではの魅力です。
いつも日光の入る明るい室内に住めば、気分も明るくなりそうです。
最上階は、1階など低い階層よりも不審者が侵入しにくいため、犯罪に遭う可能性が低くなることも大きなメリットです。一方で、人の出入りが少なくなるため、万が一の際に身を守りづらいことも事実。最上階であっても防犯意識をもちながら生活することは必須といえるでしょう。
低階層では、ゴキブリやネズミなどの害虫が発生しやすいものです。一方最上階は、害虫や害獣がそもそも部屋に入ってこられません。清潔に暮らしたいと考える人は、なるべく高い階層で暮らしたほうがベターかもしれません。
暑さというデメリットを考慮した上でも、魅力の多いアパートの最上階。最大のデメリットである暑さを和らげるには、どのような対策方法を取ればよいのでしょうか。賃貸でもできる手軽な対策から、リフォームなどの大規模な対策まで、幅広い対策方法を解説します。
空気を強力に送り出せる扇風機、サーキュレーター。室内の空気を循環させるため、暖かい空気が上にとどまる現象を防げます。また、サーキュレーターはエアコンの効果を高める効果も期待できます。これは、エアコンから出る冷たい空気をサーキュレーターで部屋全体に拡散させることで、温度差をなくせるため。
手軽に暑さを和らげられるツールとして、ぜひ活用してみてください。
日光や熱を遮断する効果のあるカーテンも、ぜひ利用してみましょう。
遮光カーテンには「1級」「2級」「3級」の3レベルに分類されています。1級は99.99パーセント以上の遮光率、2級は99.80パーセント以上の遮光率、3級は99.40パーセント以上の遮光率をもちます。
高い遮光率をそなえたカーテンは、断熱効果もバッチリ。一般財団法人日本繊維製品品質技術センターが実施した実験では、カーテンを変えただけで室内の気温が20度以上下がったこともあるようです。
すだれやサンシェードを導入すると、窓から入る太陽の熱や光を減らせるため、室内の温度上昇を抑えられます。
すだれやサンシェードには、竹や藁などの自然素材でできたものや、布やビニールなどの合成素材でできたものがあります。自然素材のものは、風通しも良く、涼しげな雰囲気を演出できます。合成素材のものは、耐久性や防水性が高く、メンテナンスもしやすいことが特徴。部屋の雰囲気やライフスタイルに合わせて商品を選びましょう。
既存の窓の内側に新たに取り付ける窓である「内窓」。断熱効果が高まるため、室内の温度変化を大きく抑えられます。アパートは一般的に、購入した物件であっても共有部分である窓の工事については実施できないことが多いものですが、内窓の取り付けであれば許可が降りることも少なくありません。
また、賃貸でも取り付けられる内窓などの商品もあるため、ぜひ検討してみましょう。
建物に断熱材を入れることで、熱の流出や流入を防ぎます。アパートでは、建物の外側に断熱材を入れることが難しいため、部屋の内側である壁や床に断熱材を入れ込むことで機密性を高めましょう。
物件を探している段階の場合は、ぜひ「省エネ」「断熱」などをうたったアパートを検討してみてください。高性能な窓や壁などの建材を使用したアパートが多く、暑さだけでなく寒さや湿度などにも対応できるため、一年中快適に暮らせる特徴があります。
見晴らしがよく、快適に過ごせるとして魅力の大きいアパートの最上階。最大のデメリットともいえる暑さについては、サーキュレーターやカーテン、サンシェードといった暑さを和らげる道具を活用するほか、内窓や断熱工事などのリフォームを実施することで対策を取りましょう。また、物件を探している段階の人は「省エネ」「断熱」などの工事を実施しているアパートを探してみるのもおすすめです。
また、アパートを購入して暮らしている人は、ぜひ断熱リフォームを検討してみましょう。暑さ対策になるだけでなく、省エネ、湿気対策などにも効果があります。
信頼できるリフォーム・リノベーション業者をお探しの方は、リノベアにぜひご相談ください。
主に愛知県内でリノベーションを実施しており、提案から工事まですべてを自社で担当しています。
デザインや素材へのこだわり、予算、立地、ライフスタイルなど、さまざまな条件を丁寧にヒアリングしながら、皆さまが愛着の持てる住宅を作りあげます。
水回り設備の問屋としてスタートしたリノベーション事業だからこそ、メーカーについての豊富な知識とともに、お客様に最適なリノベーションのプランを提案いたします。
お問い合わせ
営業時間/9:00〜18:00 定休日/水曜日、土日(予約制)
Idea Lab. Rinobea 名古屋市熱田区新尾頭1丁目9番43号(金山駅南口徒歩8分)
営業時間/9:00〜18:00
定休日/水曜日、土日(予約制)Idea Lab. Rinobea
名古屋市熱田区新尾頭1丁目9番43号
(金山駅南口徒歩8分)