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Idea Lab.Rinobea(アイデア・ラボ・リノベア)です。名古屋市熱田区から『家事が楽になるリノベ』をご提案しているリノベーション、リフォーム会社です。
リノベーションを検討する際、多くの方が気になるのが「費用の相場」。
「いったいいくらかかるの?」「見積もりを見てびっくりしたらどうしよう…」そんな不安を抱えるのは、当然のことです。
特に30代後半〜50代の子育て世代・共働き世帯にとっては、家計とのバランスを取りながら、家事ラクで快適な住まいを実現したいところ。
でも実際には、リノベーション費用には幅があり、見積もりを見て「こんなに高いの?」と驚くことも少なくありません。
この記事では、そんな不安を解消するために、
名古屋市内でのリノベーション費用相場や、見積もりの内訳、費用を抑える工夫、さらには補助金の活用方法までをわかりやすくまとめました。
「知らなかった…」では済まされないリノベ費用のリアル。
ぜひこの記事を参考に、納得できる住まいづくりの第一歩を踏み出してください。
「リノベーションって、100万円くらいでできるの? それとも1,000万円以上かかるの?」
そんな疑問を持たれたことはありませんか?
実際、リノベーションの費用は数百万円〜数千万円まで、非常に幅があります。その理由を理解しておくことは、正しい費用感覚を持つ第一歩です。
まず押さえておきたいのが、「リノベーション」と「リフォーム」の違いです。
リフォーム:古くなった部分の「修繕」「原状回復」が中心(例:壁紙の張り替え、キッチンの入れ替えなど)
リノベーション:暮らし全体を見直し、間取りや性能を根本から「再設計」する工事(例:家事動線の改善、断熱性能の向上、間取り変更など)
「リフォーム感覚で見積もりを依頼したら、予想より高額で驚いた…」というケースの多くは、リノベーションとリフォームの範囲の違いによる誤解から生まれています。
リノベーション費用に差が出る最も大きな要因は、「何を、どこまで、どうしたいのか」によって、施工範囲も工事の内容もまったく異なるからです。
内容 | Aさん | Bさん |
---|---|---|
範囲 | キッチンと洗面所だけ | 全面スケルトンリノベ |
目的 | 古くなった設備の更新 | 家事動線の見直し+性能向上 |
費用 | 約200万円 | 約1,200万円 |
このように、同じ「リノベーション」という言葉でも、目指す暮らしや工事内容によって費用は6倍以上異なることもあります。
リノベーションの見積もりは、「何にいくらかかっているのかがわかりにくい」と言われがちです。
その理由は主に以下の3つ。
専門用語が多く、内訳が読み取りづらい
→ 解体費、躯体補強、下地調整、など聞き慣れない項目が多く出てきます。
工事内容が複雑に絡み合っている
→ 例えば「間取り変更」には、壁の撤去・補強・配線・床補修…と複数の工程が含まれます。
標準仕様が業者によって異なる
→ 同じ「キッチン交換」でも、採用されているメーカーやグレードが違うと数十万円の差が出ます。
このように、見積もりの金額差だけで判断するのは非常に危険。
価格が安い方を選んだ結果、工事内容が不十分だったり、後から追加費用がかかったりするケースもあります。
「安いと思ったら後から高くなった」
「高いと思っていたけど、実はすべてコミコミの価格だった」
このようなギャップを避けるためには、“なぜ費用に差が出るのか”という構造を理解しておくことが大切です。
リノベーションは、住む人の暮らしに合わせて“オーダーメイド”でつくりあげる住まい。
だからこそ、見積もりも一律ではなく、目的や希望に合わせて変動するのです。
次章では、そんな費用の「相場感」を名古屋市に特化して解説していきます。
自分たちに合ったリノベ予算のヒントを、ぜひ掴んでください。
リノベーションを検討するとき、まず気になるのが「相場ってどれくらい?」ということ。
広告では「〇〇万円〜」と書かれているけれど、それが現実的な金額なのか、どこまで含まれているのか、わかりにくいですよね。
ここでは、名古屋市内におけるマンション・戸建てリノベの最新費用相場を中心に、実際の予算感をつかんでいただける内容をご紹介します。
リノベーションの費用は、建物の種類によっても大きく異なります。
特にマンションと戸建てでは、施工の自由度や必要な工事内容が違うため、相場にも差が出ます。
内容 | 費用目安 |
---|---|
表層リノベ(壁紙・床・設備交換) | 約300〜600万円 |
部分リノベ(LDK+水回りなど) | 約600〜900万円 |
フルリノベ(全面改装) | 約900〜1,200万円 |
マンションの場合は構造上、間取り変更や配管移設に制限があるため、費用は比較的コントロールしやすい傾向にあります。
その一方で、共用部分の工事ができないことから、「できること」と「できないこと」を把握しておくことも重要です。
内容 | 費用目安 |
---|---|
部分リノベ(LDK中心、水回りなど) | 約500〜800万円 |
全面リノベ(内装・設備・外装まで) | 約1,000〜1,500万円 |
スケルトンリノベ(柱・梁だけ残して再構築) | 約1,500万円〜2,000万円以上 |
戸建ての場合、築年数や構造(木造・鉄骨造など)によって必要な工事内容が大きく変わります。
また、耐震補強・断熱改修・外装の塗り替えなど、見えない部分の工事が多く発生するため、マンションよりも費用が高くなる傾向があります。
同じ面積・築年数の住まいでも、「間取り変更をするかどうか」で費用に差が出ます。
間取り変更なし → 工事の手間が少なく、設備入替が中心
間取り変更あり → 壁の撤去・新設、構造補強、電気・水道の配線変更などが必要
とくに家事動線を見直したい、LDKを広くしたいというケースでは、構造上の確認や補強工事が必要になるため、追加費用が発生しやすいのです。
名古屋市内でリノベーションを行う30代〜50代のご家庭では、次のような予算感でご相談いただくケースが多く見られます。
家族構成 | 築年数 | 内容 | ご予算の目安 |
---|---|---|---|
共働き夫婦+子ども2人 | 築30年マンション | フルリノベ+家事導線改善 | 約1,000万円 |
単世帯夫婦(50代) | 築40年戸建て | 水回り+断熱+耐震改修 | 約1,200万円 |
シングルマザー | 築25年マンション | LDK中心の部分リノベ | 約600万円 |
このように、リノベーションの目的が明確であればあるほど、予算のかけ方にメリハリをつけられるようになります。
大切なのは、金額の多寡ではなく、自分たちの暮らしにフィットする内容になっているかどうかです。
リノベ会社のホームページや広告では、よく「〇〇万円〜」と書かれていることがあります。
しかし、その金額には「設計費が含まれていない」「水道・電気の引き直しは別途」「既存解体費が別」など、後から加算される費用が隠れている場合もあります。
そのため、正確な相場感をつかむためには、「何が含まれて、何が別途なのか?」を確認することがとても重要です。
見積もりの内容を詳しく説明してくれる会社を選ぶことが、トラブルを防ぐ最大のポイントです。
次章では、見積もりの前に知っておきたい「費用を左右する5つの要素」を解説していきます。
思わぬコストアップを防ぐためにも、しっかりとチェックしておきましょう。
リノベーションの見積もりを取る前に、「何にお金がかかるのか?」をしっかり把握しておくことはとても重要です。
費用の内訳を理解していれば、「この金額なら納得」「ここは削れるかも」と、冷静に判断ができるようになります。
ここでは、リノベーション費用に大きな影響を与える5つの主要な要素を解説します。
これを知っておけば、見積もりの内容にも納得しやすくなるはずです。
まず意外と見落とされがちなのが、「解体工事」や「下地処理」などの目に見えない部分への工事費です。
古い壁や床の撤去
配線や配管の撤去・処理
傷んだ柱や床の補修
コンクリートの下地調整
こうした工程は完成後には見えなくなりますが、住まいの安全性や仕上がりの質に直結する重要な工事です。
とくに築年数が古い建物では、床下の腐食や壁内の劣化が予想以上に進んでいることもあり、解体してみて初めてわかる追加費用が発生することも。
予算にある程度の余裕を持たせておくと、こうした想定外の工事にも柔軟に対応できます。
キッチン・お風呂・洗面・トイレなどの「水回り設備」は、選ぶグレードによって費用が大きく変わるポイントです。
設備グレード | キッチン本体価格(目安) |
---|---|
スタンダード | 約50〜80万円 |
ミドルグレード | 約90〜130万円 |
ハイグレード | 約150〜250万円以上 |
たとえば、同じ「システムキッチン」でも、引き出しの数、ワークトップの素材(ステンレス・人造大理石・セラミックなど)、食洗機の有無、IHやガスなどの機器性能で数十万円の差が出ます。
こだわりたい部分にはしっかりと予算をかけ、そうでない部分は抑えるといったバランス感覚が大切です。
リノベーションで多くの方が希望されるのが、「収納の充実」です。
しかし、造作家具(オーダーメイドの棚やカウンター)を取り入れると、その分費用も上がります。
壁一面の本棚 → 約20〜30万円
造作カウンター付きのダイニング収納 → 約15〜25万円
階段下の収納 → 約10万円〜
特に共働きや子育て中のご家庭では、「片付く家」「整う暮らし」を重視する方が多いため、収納のクオリティには妥協したくないポイント。
市販家具で代用できる部分は既製品を、毎日使う場所は造作にするなど、優先順位を考えることが費用コントロールにつながります。
「家事がしやすい間取りにしたい」「洗濯の流れをスムーズにしたい」という要望はとても多いです。
ただし、間取り変更や配管の位置変更を伴う動線改善は、追加工事費が発生しやすい項目でもあります。
キッチンの位置を変更 → 水道・ガス・換気ダクトの移設
洗面所とランドリールームをつなぐ → 間仕切り壁の撤去+新設
玄関横にファミリークロークを追加 → 収納スペースの造作工事
これらは確かに暮らしをラクにしてくれますが、構造確認や設備移設が必要になる場合は費用がかさみやすいのが現実。
だからこそ、「本当に必要な動線改善なのか?」を家族でよく話し合うことが大切です。
意外と盲点なのが、「工事時期による価格変動」です。
とくに年度末や長期休暇明けの時期(3〜4月、8月、12月〜1月など)は、職人の人件費や資材費が高騰しやすく、割高になる傾向があります。
また、工期が長くなると仮住まい費用や管理費も発生するため、全体コストが膨らむ要因にも。
スケジュールに余裕がある場合は、工事の「閑散期」を狙った相談や調整で、数十万円単位のコストダウンが可能になることもあります。
リノベーション費用は、見た目だけでは判断できない要素が多く絡んでいます。
だからこそ、「あとで追加になるより、最初から知っておきたかった…」という声も少なくありません。
見積もり前にこの5つのポイントを押さえておくことで、予算オーバーのリスクを大きく減らすことができます。
次の章では、これらをふまえた上で、どのようにリノベ費用をコントロールするか、賢い考え方と実践方法を詳しくお伝えします。
リノベーションを検討するとき、「想定よりも高かったらどうしよう…」と不安になる方はとても多いです。
しかし、事前にポイントを押さえ、上手に費用をコントロールすることで、予算内でも満足度の高いリノベーションを実現することは十分可能です。
ここでは、名古屋市内でリノベーションを検討されている方向けに、コストと理想のバランスを取るための4つの実践術をご紹介します。
費用コントロールの第一歩は、「家族にとって本当に必要なこと」を明確にすることです。
今の暮らしで不便を感じているのはどこか?
10年後、20年後もその間取りで快適に暮らせるか?
収納や家事動線にどれだけこだわるか?
たとえば、「キッチンを最新設備にする」よりも「洗濯・干す・収納の動線を整える」ほうが暮らしやすくなるとしたら、後者に費用をかけるべきです。
この“価値観の棚卸し”が、ムダな出費を抑え、必要なところにしっかりお金をかけるリノベーションにつながります。
リノベーションには大きく分けて、次の2種類のプランがあります。
プラン種別 | 特徴 | 費用感 |
---|---|---|
パッケージプラン | 間取り変更なし/設備も定型パターン | 比較的安価(500〜800万円) |
フルオーダーリノベ | 間取り・素材・設備すべて自由設計 | 高額になりやすい(1,000万円以上) |
「部分的な使い勝手を改善したい」「コストはできるだけ抑えたい」という方には、間取り変更のないパッケージプランが向いています。
一方で、「根本的に暮らしを変えたい」「一生住むつもりでつくり直したい」という場合は、自由度の高いフルオーダー型が選ばれます。
どちらを選ぶかで費用も設計スピードも大きく変わるため、希望に合ったプランを選ぶことが費用を抑えるカギとなります。
理想をすべて叶えようとすると、あっという間に予算は膨らみます。
そこで重要なのが、「ここには投資する、ここは抑える」というメリハリです。
かけどころ
キッチン・洗面など毎日使う場所
収納スペース
採光・断熱など住まいの快適性に関わる部分
抑えどころ
ゲストが使うことの少ない個室
意匠性より実用性を優先できる場所
既製品でも代用可能な家具や建具
「こだわるべき空間」と「シンプルでいい空間」を明確にすれば、全体のコストを大幅に調整することができます。
そして忘れてはならないのが、「補助金の活用」です。
特に名古屋市では、一定の条件を満たすと、国や自治体からの支援金が受けられる制度があります。
一部を簡単にご紹介します。
住宅省エネ2025支援事業(国)
新築とリフォームを対象にした、家庭部門の省エネ化を促進する国の補助事業
耐震改修補助金(市)
昭和56年(1981年)5月以前に建てられた建物の耐震化支援制度
住まいのバリアフリー化(名古屋市)
高齢者や障害者の方を対象に居住環境の改善の支援
これらの補助金は「申請時期や手続き方法が複雑」という一面もありますが、リノベーション会社に依頼すれば申請手続きの代行をしてもらえることがほとんどです。
つまり、制度をうまく使うことが、賢い費用コントロール術のひとつだということです。
リノベーションは、単におしゃれな住まいをつくるだけではありません。
今とこれからの暮らしにフィットした空間を、無理のない予算で実現することが本来の目的です。
だからこそ、「予算が足りないから諦める」のではなく、「予算の中で最良の選択をする」という視点を持ちましょう。
リノベーションを検討するとき、誰もが不安に思うのが「どれくらい費用がかかるのか」ということ。
相場を知らずに見積もりを見て驚いたり、工事が始まってから追加費用が膨らんだりするケースは少なくありません。
今回ご紹介したように、
工事の範囲やグレードによって大きく変わること
見積もりをわかりにくくしている“見えない工事”があること
名古屋市では耐震・省エネ・バリアフリーなど多様な補助制度を活用できること
これらを理解しておくだけで、リノベーション費用に対する不安はぐっと軽くなります。
大切なのは、「自分たちに必要な工事はどこか」「どこに費用をかけ、どこを抑えるか」を明確にし、そして見積もりの内訳をしっかり把握することです。
費用の“見える化”こそが、安心できるリノベ計画の第一歩となります。
私たち Idea Lab.Rinobea(リノベア) は、名古屋市熱田区を拠点に「家事が楽になる、気持ちが整う暮らし」を実現するためのリノベーションを提案しています。
補助金制度を含めた最新情報もご案内できますので、費用面に不安のある方も安心してご相談ください。
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Idea Lab. Rinobea 名古屋市熱田区新尾頭1丁目9番43号(金山駅南口徒歩8分)
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