お電話でのお問い合わせ

0120-930-390

メニューを開く

blog

メガメニュー を開く

メガメニュー を閉じる

2025/12/04

50代から始める住まいの見直し|バリアフリーリノベーションで安心・快適な毎日へ

50代から始める住まいの見直し|バリアフリーリノベーションで安心・快適な毎日へ 画像

Idea Lab.Rinobea(アイデア・ラボ・リノベア)です。名古屋市熱田区から『家事が楽になるリノベ』をご提案しているリノベーション、リフォーム会社です。

「この家、ずっと暮らしていけるのかな?」
50代を迎えると、ふとそんな風に感じる瞬間がありませんか?
子育てもひと段落し、親の介護や自分たちの将来の健康を考える中で、住まいへの不安が少しずつ芽生えはじめる――。それはごく自然なことです。

この記事では、**「50代からの住まいの見直し」**をテーマに、バリアフリーリノベーションの考え方や費用相場、注意点などをわかりやすく解説します。
「今はまだ大丈夫」と思っていても、早めの準備がのちの安心につながるもの。
将来の不安を少しでも減らし、これからの人生を心地よく過ごすために、今できることを一緒に考えてみませんか?

50代から考える「これからの暮らし」と住まいの課題

50代という節目は、これまでの暮らしを振り返り、これからの生き方や住まいについて見つめ直すタイミングでもあります。子どもが独立して家族構成が変わったり、自分や配偶者の身体の変化を実感したり、親の介護の必要性が出てきたり…。これまで「当たり前」だった生活が、少しずつ変化していくのを感じている方も多いのではないでしょうか。

◾️身体の変化と暮らしの違和感

若い頃には気にならなかった小さな段差が、だんだんとつまずきやすくなったり、階段の上り下りがつらく感じたりすることがあります。「まだ元気だから大丈夫」と思っていても、筋力やバランス感覚の衰えは意外と早く訪れるもの。こうした身体の変化に対して、住まいが合わなくなってくることで、日々の暮らしにストレスや不安を感じるようになります。

たとえばこんな場面が増えていませんか?

シーン 感じる違和感・不便さ
階段の上り下り 膝が痛い、つかまりたくなる
お風呂の出入り またぐのが怖い、滑りそうになる
玄関の段差 つまづきやすい、バランスを崩す
キッチン作業 長時間立つのがつらい、腰が痛くなる

「ちょっと使いにくいな」と思っている部分があれば、それはこれからの住まいを見直すサインかもしれません。

◾️家族構成の変化にも要注意

また、50代は親世代の高齢化が進む時期でもあり、介護や同居の選択に直面することも。
バリアフリーリノベーションは、「自分たちの将来のため」だけでなく、「親と安心して暮らせる住まいを整える」ためにも重要です。

特に、名古屋市など都市部では、親世代との近居や同居のニーズが高まっています。しかし、昔ながらの間取りや狭い廊下、段差の多い造りでは、高齢の親にとっても、自分たちにとっても快適とは言えません。

将来的な介護のしやすさや、訪問ヘルパーなど外部サポートの導入を視野に入れるなら、早い段階で住環境を整えておくことが、心にも時間にもゆとりを生みます。

◾️今の家に「ずっと住み続けられるか?」を考える

築20年、30年と住み続けてきた家は、愛着もある一方で、将来に向けた不安要素も多く含んでいます。

  • 「足腰が弱っても、この階段を使い続けられる?」

  • 「トイレやお風呂は、介助が必要になったときに使いやすい?」

  • 「将来、介護ベッドを置くスペースは確保できる?」

このような疑問を、元気な今だからこそ、冷静に・前向きに考えることができます。

「まだ早いかな」と思うかもしれません。でも、急な入院や介護の必要が出てきてからでは、リフォームの時間も費用も、余裕を持って準備することができません。

◾️バリアフリーリノベは「未来の安心」への先行投資

バリアフリーリノベーションは、単なる「老後の備え」ではありません。
50代の今、もっと快適に、安全に、暮らしを楽しむための前向きな選択肢です。

暮らしの不便を減らし、将来への備えもできることで、気持ちにも余裕が生まれます。
人生100年時代。これからの住まいをどう整えていくかで、10年後・20年後の暮らしが大きく変わります。

バリアフリーリノベーションとは?|できること・できないこと

「バリアフリー」という言葉は耳にする機会が多いですが、実際にリノベーションで何ができるのか、またどこまで可能なのかを具体的に知っている方は意外と少ないかもしれません。ここでは、バリアフリーリノベーションの基本と、その限界について整理してみましょう。

◾️バリアフリーとユニバーサルデザインの違い

まず知っておきたいのが、「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」の違いです。

  • バリアフリー
    → 高齢者や障害のある方など、生活の中で不便や危険を感じやすい人のために、障壁(バリア)を取り除く考え方。
    例:段差をなくす、手すりをつける、引き戸に変えるなど。

  • ユニバーサルデザイン
    → 誰にとっても使いやすいように、最初から設計・デザインする考え方。
    例:廊下を最初から広めに設計、車椅子でも使いやすいキッチンの高さ設定など。

リノベーションでできるのは、基本的に既存の住まいを「バリアフリー化」することです。建物全体をユニバーサルデザインにするのは、新築時に検討するのが一般的です。

◾️バリアフリーリノベで実現できること

では実際に、リノベーションで可能なバリアフリー化の内容を見てみましょう。代表的なものは以下の通りです。

工事内容 具体例
段差解消 玄関・室内の段差をなくす、スロープ設置
床材変更 滑りにくい床材への交換、畳からフローリングへ
手すり設置 階段、廊下、トイレ、浴室に手すりを追加
ドア変更 開き戸を引き戸に変更して出入りしやすく
浴室改善 浴槽をまたぎやすい高さに、ユニットバス化
トイレ改修 車椅子でも入れる広さに拡張、便器の高さ調整
照明強化 足元を照らす照明やセンサーライトの設置

こうした工事は、小規模なものなら数日〜1週間程度、大規模でも数週間〜1ヶ月程度で完了します。生活を続けながら段階的に進めることも可能です。

◾️制約されるケースもある

一方で、住まいの構造や築年数によっては「できること」と「できないこと」があります。

例えば、

  • 木造住宅でも、柱や構造壁があるために廊下を広げられない場合がある。

  • 古い家で基礎や配管が老朽化している場合、浴室の全面改修には追加費用が必要になることがある。

  • 集合住宅(マンション)の場合、共用部分(エントランスや外階段など)は勝手に改修できない

このように、理想とするリノベーションが必ずしもすべて叶うとは限りません。だからこそ、「自分の家に合った現実的なバリアフリー化」を、専門家と一緒に考えることが大切です。

◾️「できること」を把握することが第一歩

大切なのは、バリアフリーリノベ=特別な人だけの工事ではないということ。
小さな手すり一本の設置からでも、毎日の安心感は大きく変わります。

「将来に備えて、うちの場合はどこをどう直せるのか?」
それを確認することが、住まいを見直す第一歩となります。

バリアフリー化で見直したい!家の中のチェックポイント

「うちはまだ大丈夫」と思っていても、毎日の暮らしの中には意外な“つまずきポイント”が潜んでいます。
バリアフリーリノベーションを検討する際には、まず家の中を一度チェックしてみましょう。ここでは代表的な場所ごとに、見直しておきたいポイントを紹介します。

◾️玄関・アプローチ:最初の関門を安心に

住まいの出入り口となる玄関は、段差や狭さが原因で転倒しやすい場所のひとつです。特に雨の日や荷物を持っているときには注意が必要です。

改善のアイデアとしては、

  • 段差をスロープ化する

  • 手すりを設置する

  • 上がり框を低くする

  • ベンチを設けて靴の脱ぎ履きをラクにする

などがあります。
また、将来的に車椅子を利用する可能性がある方は、玄関幅の確保も重要です。

◾️浴室・トイレ:転倒事故の多い場所

浴室やトイレは、家庭内で転倒事故が起きやすい場所の代表格です。段差・濡れた床・狭い空間が重なり、ヒヤッとした経験がある方も少なくないでしょう。

改善ポイントは以下の通りです。

  • 浴室の出入口をフラットに

  • 浴槽はまたぎやすい高さにする

  • 洗い場や浴槽の周囲に手すりを設置

  • トイレは便器の高さを調整、もしくは洋式に交換

  • 将来を考えて、トイレを少し広げて介助しやすくする

特に浴室は改修の幅が広いため、費用と効果のバランスを考えながら優先順位を決めることが大切です。

◾️廊下・階段:移動のしやすさを確保

家の中を移動するとき、廊下や階段が狭かったり暗かったりすると、不安を感じやすくなります。

改善の工夫としては、

  • 廊下や階段に手すりを設置する

  • 床材を滑りにくいものに変える

  • 足元を照らす照明や人感センサーを設置する

  • 階段に滑り止めやコントラストをつける

などが効果的です。
廊下や階段は毎日必ず使う場所だからこそ、小さな改善で安心感が大きく変わります。

◾️キッチン:長時間の家事をラクに

意外に見落とされがちなのがキッチン。50代以降になると「長時間立ちっぱなしがつらい」「収納が取りにくい」と感じることも増えてきます。

改善できるポイントは、

  • 調理スペースの高さを調整する

  • 座って作業できるように椅子を置く

  • 収納を引き出しタイプに変える

  • 照明を明るくして目の負担を減らす

などです。
「バリアフリー=高齢者だけのもの」というイメージがありますが、家事をラクにする工夫も立派なバリアフリーです。

◾️チェックポイントまとめ

場所 主なリスク 改善の工夫
玄関 段差でつまづく スロープ化、手すり、ベンチ
浴室・トイレ 転倒、介助のしにくさ 段差解消、手すり、空間拡張
廊下・階段 移動時の不安、転倒 手すり、照明、滑り止め
キッチン 家事の負担、腰痛 高さ調整、座れる作業環境

暮らしの安全と快適さは、小さな工夫の積み重ねで大きく変わります。
一度ご自身の家を歩きながら、「ここで不安を感じたことはないかな?」と確認してみてください。それが、リノベーションの出発点になります。

バリアフリーリノベーションの費用相場と内訳

バリアフリーリノベーションを検討する際に、多くの方が気になるのが「費用」です。
リフォームは工事内容や家の状況によって価格が大きく変わるため、まずは大まかな相場を知っておくことが安心につながります。ここでは代表的な工事ごとの目安や、費用を抑えるコツを紹介します。

◾️工事別の費用目安

バリアフリー化の工事は、小規模なものから大規模な改修まで幅広くあります。以下に代表的な工事の費用相場をまとめました。

工事項目 内容 費用相場
手すり設置 階段や廊下、トイレなどに手すりを追加 1〜5万円/箇所
段差解消 玄関や室内の段差をスロープに変更 5〜15万円
ドア交換 開き戸を引き戸に変更 5〜20万円/箇所
床材変更 滑りにくいフローリングやクッションフロアに 10〜30万円(6畳程度)
トイレ改修 洋式化、空間拡張、手すり追加など 20〜50万円
浴室改修 段差解消、ユニットバス交換、手すり設置など 50〜150万円
廊下・階段改善 幅拡張、滑り止め、照明追加 10〜50万円
玄関リフォーム スロープ設置、上がり框の低減、ドア交換 20〜80万円

※上記はあくまで目安であり、建物の構造やグレードによって変動します。

◾️全体予算の立て方と優先順位

全体的にバリアフリー化を進めると、数百万円単位の費用になることも珍しくありません。
そこで大切なのは、**「優先順位をつけて必要な部分から改修する」**ことです。

  1. まずは危険度の高い箇所(浴室・階段・玄関など)から

  2. 次に日常的に使う場所(トイレ・キッチンなど)

  3. 最後に暮らしの快適性を高める工事(収納・照明など)

といった順番で考えると、無理なく進められます。

また、すべてを一度に行わず、段階的にリノベーションを進める方法も有効です。生活への負担を減らし、予算配分もしやすくなります。

◾️補助金・助成制度の活用ポイント

バリアフリーリノベーションには、国や自治体の補助金・助成制度を利用できるケースがあります。名古屋市でも高齢者向け住宅改修費の助成制度が用意されています。

代表的なものには以下があります。

  • 介護保険制度の住宅改修費支給(上限20万円)
    → 要介護・要支援認定を受けた方が対象

  • 自治体独自の助成制度
    → 名古屋市の場合、介護予防や高齢者住宅改修に関する補助あり

  • バリアフリー改修減税
    → 所得税や固定資産税が軽減される制度

ただし、これらは事前申請が必須です。工事を始めてからでは適用できない場合があるため、計画段階で専門業者に確認しておくことをおすすめします。

◾️費用を無駄にしないために

リノベーションは決して安くはありません。しかし、将来の転倒や介護リスクを減らすことで、医療費や介護費用の削減につながる可能性もあります。
つまり、バリアフリーリノベーションは単なる出費ではなく、未来への投資と捉えるのが正解です。

まとめ|安心・快適な「これから」を叶える住まいづくりへ

50代という節目は、これまでの暮らしを振り返り、これからの安心と快適をどう守るかを考える大切な時期です。
小さな段差や使いにくさが、今は大丈夫でも数年後には大きな不安要素になるかもしれません。

この記事でご紹介したように、バリアフリーリノベーションには以下のようなポイントがあります。

  • 身体や暮らしの変化に合わせた住まいの見直しが必要

  • リノベーションで実現できることと限界を把握することが大切

  • 玄関・浴室・トイレなど、リスクの高い場所から優先的に改善を進める

  • 費用は数万円〜数百万円まで幅広いが、補助金や助成金を活用できる

これらを踏まえて、自分たちにとって「どこを直すと安心して暮らせるか」を考えてみてください。
そして、元気な今だからこそ余裕をもって準備することが、将来の安心と快適を支えるカギになります。

◾️リノベアができること

Idea Lab.Rinobea(アイデア・ラボ・リノベア)では、名古屋市熱田区を拠点に、**「家事が楽になるリノベ」だけでなく「将来に備える安心リノベ」**もご提案しています。
「自宅をどうバリアフリー化できるのか?」という疑問に、現地調査を通じて最適なプランをご提示いたします。

無理のないステップで、少しずつ「これからの暮らし」に合った住まいへ。
私たちが伴走しながらサポートいたします。

◾️まずはお気軽にご相談を

住まいの見直しは、思い立ったときが一番のタイミングです。
「まだ早いかな」と思う方も、情報収集だけでも十分に価値があります。

「リノベーションに興味はあるけれど、いますぐというわけではない」という方は、ぜひナカトウのLINEに友達登録をしてみてください。定期的に、リノベーションにまつわる耳寄り情報などを配信しています。

リノベアのオフィシャルLINEを友達登録する>

  

愛知県内でリノベーションはリノベアにご相談を

リノベア店舗

信頼できるリフォーム・リノベーション業者をお探しの方は、リノベアにぜひご相談ください。

主に愛知県内でリノベーションを実施しており、提案から工事まですべてを自社で担当しています。

デザインや素材へのこだわり、予算、立地、ライフスタイルなど、さまざまな条件を丁寧にヒアリングしながら、皆さまが愛着の持てる住宅を作りあげます。

水回り設備の問屋としてスタートしたリノベーション事業だからこそ、メーカーについての豊富な知識とともに、お客様に最適なリノベーションのプランを提案いたします。

リノベアでリノベーションについて相談する

CONTACTCONTACT

お問い合わせ

リノベアの公式LINEリノベアの公式LINE

お電話でのお問い合わせ

TEL0120-930-390TEL0120-930-390

営業時間/9:00〜18:00 定休日/水曜日、土日(予約制)
Idea Lab. Rinobea 名古屋市熱田区新尾頭1丁目9番43号(金山駅南口徒歩8分)

営業時間/9:00〜18:00
定休日/水曜日、土日(予約制)
Idea Lab. Rinobea
名古屋市熱田区新尾頭1丁目9番43号
(金山駅南口徒歩8分)

infoinfo